1、タイトル
こども女性目線の避難所運営女性リーダー養成講座
2、開催趣旨
妊婦、乳幼児、こども、女性の避難生活において、どのような配慮が必要なのか。
避難所開設のための準備の段階からこどもと女性の意見を取り入れること、避難所運営においても、こども・女性が主体的に関わることができるような運営をすることが重要です。自身が住まう地域において、こども・女性目線で避難所の運営ができるリーダーを養成します。
3、日程
7月11日(日)、7月18日(日)、7月24日(土)、8月1日(日)、8月8日(日)
9:30 ~ 12:00 全5日間
4、会場
オンラインZOOM
5、参加費
無料
6、定員
15名 申込先着順
7、対象
愛知県、三重県、岐阜県 在住在勤の方
8、内容
7月11日(日) |
被災地から学ぶ | ・被災地で実際に起きた課題。 被災地での取り組みを紹介する ・いざというときに動くことができるリーダーの条件とは |
藤岡 喜美子 さん |
こどもの権利を学ぼう | ・こどもの権利について学ぶ | 秋山 則子 さん | |
7月18日(日) | こどもへのケア | ・長引く避難生活でのこどもの心のケアの重要性とケア ・高校生・小学生を主体とした、避難所運営事例の紹介 |
塩崎 美穂 さん |
7月24日(土) | 避難所運営を知る ~リーダーシップ、マネジメント~ |
・避難所に備蓄しておくもの、準備すること ・被災者を受け身にしない避難所のマネジメント |
浦野 愛 さん |
8月1日(日) | 女性へのケア | ・女性への年齢に応じたケア | 五十嵐 ゆかり さん |
アレルギー対策 | ・災害時のアレルギーの知識と対策 | 中西 理映子 さん | |
8月8日(日) | わがまちではどうする。 熊本地震でどうした! |
・受講生のまちの避難所マニュアルを調べ、こども・女性目線で事前にどのような準備が必要かを発表する。 ・熊本地震、こども女性目線で何をしたかを聞く |
コメンテーター 藤岡 喜美子 さん 秋山 則子 さん 藤井 宥貴子 さん |
9、講師プロフィール
●藤岡喜美子さん
一般社団法人こども女性ネット東海(CWNT)代表理事
公益社団法人日本サードセクター経営者協会(JACEVO)執行理事
愛知県一宮市生まれ。東京海上火災保険(株)にて損害事故サービスセンター勤務。退社後地域のボランティア団体を複数立ち上げる。30代で婦人会長、その後町議会議員を務め、消防議員なども務め、地域防災組織に関わる。複数の自治体で政策アドバイザーを務める。子育て分野等で活動をするNPO等の起業・経営支援には定評がある。保育スタッフ養成講座、子育て支援員研修、子育てリーダー養成講座等研修講師を務める。東日本大震災、熊本地震、佐賀豪雨などでは、発災直後速やかに被災地に向かい支援活動を行う。熊本地震においては、余震の連続の状態においてこども女性の支援のために、熊本こども女性ネットの設立支援とサポートを行う。東海地域で減災・防災、災害発災後の活動をするために一般社団法人こども女性ネット東海を立ち上げる。内閣府新しい公共の推進会議委員、経済産業省ひとづくりの切磋琢磨による地域創生実行会議委員、地域を支えるサービス事業主体のあり方に関する研究会委員、厚生労働科学研究(成育疾患克服等次世代育成基盤研究事業)「病児・病後児保育の実態把握と質向上に関する研究」研究委員等政府委員等歴任。愛知県避難所マニュアル検討会議委員なども務める。著書は、南三陸町からの手紙2012年(出版協力)、63人の復興起業家たち2012年(JACEVO)早わかり子ども子育て支援新制度2015年(ぎょうせい)、稼ぐNPO~利益をあげて社会的使命へ突き進む~2016年(株式会社カナリアコミュニケーションズ)
●秋山則子さん
一般社団法人こども女性ネット東海代表理事
特定非営利活動法人三重みなみ子どもネットワーク 理事長
特定非営利活動法人三重県子どもNPOサポートセンター 副理事長
「チャイルドラインMIEネットワーク」常任理事
すべてのこどもが、自分に誇りと自信を持ち、自ら考え責任を持って行動できるようになるために活動をしている。三重県少子化対策推進県民会議委員、みえ次世代育成応援ネットワーク運営委員、三重県医療審議会地域医療対策協議会委員、みえの学力向上県民運動推進会議委員、三重県人権施策審議会委員、公益財団法人三重県文化振興事業団理事等歴任。
●塩崎美穂さん
東洋英和女学院大学 人間科学部 保育こども学科
静岡県清水市生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程満期退学(教育学修士)後、お茶の水女子大学生活科学部講師、尚絅大学短期大学部幼児教育学科准教授、日本福祉大学 子ども発達学部子ども発達学科 准教授を経て、2014年10月から現職。専門は教育学・保育思想史・比較文化論。著書には、『保育士養成講座12巻 保育者論』(全国社会福祉協議会、2012年)『教育原理-保育実践への教育学的アプローチ』(樹村房、2010年)『はじめて学ぶ乳児保育』(同文書院、2009年)私たちが考える「すべての子ども」のための保育制度」『現代と保育』(ひとなる書房、2012年)などがある。
●浦野愛さん
認定NPO法人レスキューストックヤード常務理事
1976年生まれ。静岡県静岡市出身。同朋大学社会福祉学部社会福祉学科卒業。阪神・淡路大震災では、同朋大学の学生が設立した支援サークル「同朋大学ボランティアネットワーク」に所属し、被災者支援にあたった。卒業後、特別養護老人ホームデイサービスセンターで寮母として勤務したのち、レスキューストックヤードの設立と同時に事務局スタッフとなり、2004 年度より事務局長、2009 年度より常務理事を務める。東日本大震災、長野県南木曽町土砂災害、熊本地震、九州北部集中豪雨等災害時要配慮者への支援事業を中心に、地域防災・災害ボランティア等、各種講演会・講座講師、支援プログラムの企画・運営を行っている。社会福祉士。 内閣府「避難所における良好な生活環境の確保に関する検討会」委員 (2012年度)、愛知県「避難所運営マニュアル改定委員会」委員(2014年度)等歴任
●五十嵐ゆかりさん
聖路加国際大学大学院看護研究科 教授、看護師、助産師
助産師として総合病院の産婦人科病棟に勤務後、オーストラリアのシドニー大学に留学し修士課程修了、帰国後2009年聖路加看護大学博士課程修了。2010年から聖路加国際大学に勤務し現在に至る。2011年東日本大震災後、岩手県陸前高田市において女性に対する支援活動を行った。2017年「東京くらし防災」編集委員。
●中西理映子さん
認定特定非営利活動法人アレルギー支援ネットワーク常務理事
防災士
教育出版系企業に6年間務めたのち、結婚・出産。アレルギーを持つ子どもの母となったことをきっかけに、「岡崎アレルギーの会」を設立。2006年NPO法人アレルギー支援ネットワーク設立にともない、理事兼事務局長に就任。各地での患者会設立・運営支援、アレルギー大学の運営、普及啓発活動に奔走中。東日本大震災、熊本地震など、大規模災害時には、被災地への支援活動を行い、アレルギー物資の提供を行う。愛知県教育委員会「学校給食における食物アレルギー対応に関する検討委員会」、愛知県「アレルギー疾患医療連絡協議会」、名古屋市「乳幼児アレルギー実態把握等懇談会」等各委員歴任。
●藤井 宥貴子さん
有限会社ミューズプランニング 代表取締役
熊本県民交流館 パレア館長 、熊本市ファミリーサポートセンター センター長
熊本県ひとり親家庭福祉協議会会長
1964年熊本県生まれ。熊本市私立幼稚園勤務を経て、自らの育児体験を通して育児サークルを発足。熊本1994年より、熊本日日新聞社から発行する生活情報誌の特集企画および子育て情報の執筆を担当。個人事業主を経て2003年、「有限会社ミューズプランニング」を設立。代表取締役。
現在は、熊本県民交流館パレア館長(2018年より 指定管理者) 熊本市ファミリー・サポートセンター センター長(2013年より業務委託)を兼務しながら、社会福祉法人 熊本県ひとり親家庭福祉協議会の会長(2017年6月~)を務めている。 2016年に発生した熊本地震の際に、被災地の女性や子ども支援に取り組んだ経験をもとに「男女共同参画の視点で見る熊本地震」をテーマに県内外で多数講演。現在は防災講師養成など人材育成に取り組んでいる。
プライベートでは熊本地震の震源地である益城町に「益城こども農園」をオープンし、農業体験を通してかけがえのない親と子の時間の創出と、子どもたちの生きる力を育むための活動に取り組んでいる。
熊本県女性の社会参画加速化会議委員 、熊本県立美術館運営審議会委員
熊本県ひとり親家庭自立促進会議委員 、熊本県社会福祉審議会委員
10、お申込み
参加希望の方は、下記のお申込み情報を記載し、メールにて送付ください。
送付先メールアドレス office●cwnt.jp (●を@に変換し送付ください)
■お申込み情報
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