南海トラフ地震はいつ?妊婦・乳幼児・こども・女性を守るためにどうする!!~相次ぐ自然災害から学び、提言する~

南海トラフ地震はいつ?
妊婦・乳幼児・こども・女性を守るためにどうする!!
~相次ぐ自然災害から学び、提言する~

主催 こども女性ネット東海

共催 市民フォーラム21・NPOセンター
【日時】

1月27日(日)13時~17時
【会場】

日本福祉大学 東海キャンパス
【参加者】

200名
【参加費】

無料
【開催趣旨】

東日本大震災から7年が経過し、一部で「風化」が指摘されています。2016年4月14日、16日に発生した熊本地震では、「子どもが泣いたら迷惑になる。」「感染症が怖い。」などの理由から避難所を避けて、屋外のテントや車中で過ごされた方は少なくありませんでした。

その後も西日本集中豪雨、北海道地震と自然災害が相次ぎ発生しています。さらに南海トラフ大地震が起きることは確かです。「天災は忘れたころにやってくる」という格言通り、大地震が起きた直後は備えますが、被災地から遠い地域ではすぐに忘れてしまいます。私たちは、災害が発生した時のために、今を生きる大人の責任として、子どもの声を聴き、子どもとともに主体的に今、何を行うべきか考えます。

また、「自分の命は自分で守る」それは、妊婦・乳幼児・こども・女性も例外ではなく、日ごろからの備えが大切です。このことを肝に命じ活動していきます。

次に地域力による共助、さらには公助を考えます。

熊本震災10か月後の熊本県の調査によれば、夜泣きが増えた、暗い場所を怖がるなど親子の55%に精神的影響がありました。

そこで、私たちは、共助、公助において、災害時に見落とされやすい妊婦・乳幼児・女性の命を守るにはどうすればよいか、できるだけ早く日常の安心を取り戻すためにはどうすればよいのか、相次ぐ自然災害から学び、皆様と意見交換し、活動していきます。

【内容】

13:00~13:10
開会挨拶
13:00~13:10
開会挨拶
13:10~13:25
来賓挨拶
第1部    被災地から学ぶ
13:25~13:35
趣旨説明 こども女性ネット東海副代表
13:35~14:25
基調講演1「相次ぐ自然災害、どう備えるか」
青木 信之さん 元消防庁長官
14:25~15:15
基調講演2「熊本地震、私たちはどう動いたか」
藤井宥貴子さん 熊本こども・女性支援ネット代表/元熊本市男女共同参画支援センターはあもにい館長/熊本県民交流館パレア館
15:15~15:25
休憩
第2部    南海トラフはいつ?妊婦・乳幼児・こども・女性を守るために
15:25~16:30
パネルディスカッション「南海トラフに備え、妊婦・乳幼児・こども・女性を守るために私たちはどうする」
  パネラー  青木信之さん
        藤井宥貴子さん 
        塩崎美穂さん(日本福祉大学こども発達学部こども発達学科)
        伊藤佳林さん(可児市NPO協会防災カフェ企画担当)
  コーディネーター 藤岡喜美子さん(こども女性ネット東海代表 特定非営利活動法人市民フォーラム21・NPOセンター事務局長)
16:30~16:55
「こども女性ネット東海7つの基本方針」山口 由美子さん

①災害に対する日頃からの備えの大切さを啓発していきます。
②子育てママの防災活動を応援します。
③日頃より、想定される避難所等を拠点とし、こどもや女性の安心をつくることができる助産師、保育士、 看護師等専門家のネットワークをつくり、地域のこどもも主体的に関わり、 地域のひととの「安心をつくるひと」のネットワークづくりを行います。
④妊婦、乳幼児、こども、女性を守るための避難所運営ができる女性リーダーの人材育成に努めます。
⑤災害時救援物資が確保できるように努めます。
⑥東海地域の中学校区にひとつ、地域の人による、地域の資源を活かした妊婦・乳幼児・こども・女性のための 自主及び指定避難所が開設できるように支援します。
⑦妊婦・乳幼児・こども・女性のための自主及び避難所への救援物資の提供など政府・行政へ提言していきます。

       
「妊婦・乳幼児・こども・女性のための自主・指定避難所マップサイトの紹介」 向田 邦江さん
16:55~17:00
閉会挨拶

チラシ、申込書(PDF)のダウンロードはこちらから
【後援】

日本福祉大学、愛知県、愛知県社会福祉協議会、名古屋市、東海市、北名古屋市、

北名古屋市教育委員会、東海市教育委員会、知多メディアスネットワーク(株)

【協賛団体】

公益社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン

【協力団体】

公益社団法人名古屋民間保育連盟

一宮市子育て支援団体 iriefam

一般社団法人ウーマンキッズ・ラボ

エンパワメントみえ

特定非営利活動法人可児市NPO協会

特定非営利活動法人Kids&Mams NPOねこのて

特定非営利活動法人次世代健全育成サポートあひるっこ

特定非営利活動法人Smiley Dream

特定非営利活動法人チャイルドヘルプラインMIEネットワーク

ハーレーサンタCLAB NAGOYA

特定非営利活動法人ひだまりの丘

特定非営利活動法人まち・ネット・みんなの広場

特定非営利活動法人ママ・ちょこ

特定非営利活動法人三重県子どもNPOサポートセンター

【申し込み】

お申し込みは申し込み書に必要事項をご記入の上、メール・FAX・郵送にてお送りください。

〒462-0819

愛知県名古屋市北区平安1丁目9番22号

特定非営利活動法人市民フォーラム21・NPOセンター

担当:和実、藤岡

TEL052-919-0200/FAX052-919-0220

e-mail seminar@sf21npo.gr.jp

【登壇者プロフィール】
青木信之さん

・昭和57年3月  :東京大学法学部卒

・昭和57年4月  :自治省(現総務省)入省

・平成8年 4月  :埼玉県県民部次長等

・平成10年4月  :埼玉県総合政策部長

・平成14年4月  :埼玉県副知事

・平成15年11月~総務省自治財政局自治税務局において課長職を歴任

・平成23年7月  :内閣府大臣官房審議官(経済社会システム担当)

(平成24年9月からは地方分権改革推進室次長を兼務)

・平成25年8月 :総務大臣官房審議官(財政制度・財務担当)

・平成26年7月 :総務大臣官房審議官(税務担当)

・平成27年7月 :総務省自治税務局長

・平成28年6月 :消防庁長官

・平成29年7月 :退官

塩崎美穂さん(日本福祉大学 子ども発達学部子ども発達学科 准教授)

静岡県清水市(現 清水区)生まれ。

東京大学大学院教育学研究科博士課程満期退学(教育学修士)後、

お茶の水女子大学生活科学部講師、尚絅大学短期大学部幼児教育学科准教授を経て、2014年10月から現職。

専門は教育学・保育思想史・比較文化論。
著書

『保育士養成講座12巻 保育者論』(全国社会福祉協議会、2012年)
『教育原理-保育実践への教育学的アプローチ』(樹村房、2010年)
『はじめて学ぶ乳児保育』(同文書院、2009年)
私たちが考える「すべての子ども」のための保育制度」『現代と保育』(ひとなる書房、2012年)などがある。

藤井宥貴子さん(熊本県パレア館長)

熊本市男女共同参画センター はあもにい 館長。

幼稚園教諭として勤務後、育児サークル設立が契機となり、編集・企画業務を行う有限会社を立ち上げた。

他企業と共同で熊本市男女共同参画センターの指定管理者となり、館長を務める。

熊本市ファミリーサポートセンター長も兼務している。

熊本地震においては、女性・こどものために熊本県内の避難所改善のために尽力を尽くす。

熊本市だけでなく、熊本県内全域で活動を展開するために熊本県パレア館長となる。

藤岡喜美子さん(こども女性ネット東海代表)

特定非営利活動法人市民フォーラム21・NPOセンター事務局長

公益社団法人日本サードセクター経営者協会(JACEVO)執行理事

愛知県生まれ。

東京海上火災保険(株)勤務、事故損害サービスセンター勤務、専業主婦になったあと、史上初30代で婦人会長、

福祉ボランティア団体を複数立ち上げ、その後地区推薦の町議会議員を務める。

市民、行政、企業の3つのセクターに身をおいた経験から新しい社会システム構築に向けての提言や活動を行う。

複数の自治体で政策アドバイザーを務める。

約800件の起業支援実績があり、社会性重視の経営コンサルティングには定評がある。

内閣府新しい公共の推進会議委員、中小企業庁NPO等新たな担い手に関する研究会委員、

経済産業省ひとづくりの切磋琢磨による地域創生実行会議委員、

地域を支えるサービス事業主体のあり方に関する研究会委員等歴任。
著書

「ここがコミュニティ」市民フォーラム21・NPOセンター2007年
「サードセクター組織のためのビジネスモデルワークブック」JACEVO2011年。
早わかり子ども子育て支援新制度(ぎょうせい)
「稼ぐNPO~利益をあげて社会的使命へ突き進む~」2016年株式会社カナリアコミュニケーションズ。

 

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